前記事に引き続きYAMAHA SG-1000の、これが最後のお別れ録音。内容も前回同様、フェイザー比較シリーズのための試作品です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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■バッキングのギターがYAMAHA SG-1000。PUポジションはR。
■トーンは半絞り(目盛5)。
■YAMAHA PSE-40Aのフェイザー → BOSS GT-10のデジタル・アウト → DAWという接続順。
■GT-10のパッチはクリーン・トーンのTW+スプリング・リバーブ。
■フェイザーの設定は以下の画像の通り;
■リード・パートのギターは2 verses(16×2=32小節)づつ、
1.Guyatone LG-880"MARROLY"
2.NBストラト・コピー
3.YAMAHA SJ-500
4.TEISCO TRG-1
の4本を使用(最後のTRG-1だけ1 verse)。PUポジションは全てF。
■YAMAHA PSE-40Aのコーラスとディレイ → BOSS GT-10のデジタル・アウト → DAWという接続順。
■GT-10のパッチはSG-1000と同じ。
■コーラスとディレイの設定は以下の画像の通り。接続順はコーラス→ディレイ;
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■ベースはYAMAHA BB-1200(フレットレス改)。
■ART DUAL MPのHi-Z IN → dbx 160XT → Focusrite Twin TrakのInsert In → DAWという接続順。
■ART DUAL MPの設定は;
INPUT | OUTPUT |
フル | 12時 |
(概ね常にアタックがClip点灯)
■dbx 160XTの設定は;
Threshold | Over Easy |
+20dBm | ON |
Ratio | Output Gain |
10:1 | -5dB |
■Focusrite Twin TrakはADコンバータとしてのみ使用。
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■マラカスとギロの収音はOktava MK-319。
■ロー・カット・スイッチON。楽器との距離は30〜50cm。
■プリ・アンプはFocusrite Twin Trak。
■入力インピーダンスは620(10時)。EQ/コンプはOff。
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■キックはAKAI CD3000XL。
■パッチはbest service pro samples Real Drum KitsのFunk Kit、note=C。
■CD-3000のアナログ・アウト → ART DUAL MPの背面IN → dbx 160XT → Focusrite Twin TrakのInsert In → DAWという接続順。
■ART DUAL MPの設定は;
INPUT | OUTPUT |
3時 | 12時 |
(ffのアタックがClip点灯)
■dbx 160XTの設定は;
Threshold | Over Easy |
-5dBm | ON |
Ratio | Output Gain |
3:1 | -2dB |
■Focusrite Twin TrakはADコンバータとしてのみ使用。
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■キック以外のドラムはSampletank。
■パッチは"Funky!"
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■録音期間;
2014年5月20〜31日
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前回の記事にも書いた事ですが私はフェイザー比較シリーズ録音を行うつもりで云々。John ColtraneのGiant Stepsはそのための題材の一つで、この曲のアレンジ=フェイザーを掛けるためのバッキング・パートの試作品を、「お別れ録音」の機会を借りて今まで何度か録音しました。前回までのはアルペジオでバッキングしてたけど、今回はボサノバ風のコード弾き。アルペジオよりもこっちの方が良さそうです。
ただ、この曲の全てのV7コードを増5にすると3キーで共通のW.T.S.が使えて云々。それも以前の記事に書いた事で、私としてはその行き方を試すための余地を残しておきたい。しかし予め定められたアレンジとしてV7augを用いると、バッキング・トラックとしての汎用性は低下する。ならば、コードの音をRoot/3rd/7thだけに制限した方が良い。今回の作例での、その点だけを修正すれば、フェイザー比較シリーズのための題材としてはひとまず完成です。
ところで、フェイザー比較シリーズでは同じ曲を同じアレンジで30回以上弾く事になるから、自分が途中で飽きなさそうな題材を用いたい。また、"Giant Steps"はジャズを演る者にとっては「弾けて当然」の曲の一つだから、しかし私は弾けないから、練習も兼ねてフェイザー比較シリーズのお題にするのは都合が良い。という理由で私はこの曲を選んだけれど、好き嫌いで言うなら正直あまり好きではなく(かといって、ことさら嫌うほどでもない)、ジャズ屋なら弾けて当然の曲だけど、私はジャズ専門の人ではないので弾けなくとも困らない。そして前回この曲を録音したのは2012年7月。今回は2014年5月。この約2年間に少しは練習してたかというと、全くしてない。だから要するに自分、この曲にはあまり興味ないみたいですね☆飽きなさそうな曲を選んだつもりなのに、始まる前に飽きちゃった感じ?
"Gaiant Steps"という曲は難しい。というだけでなく、仮に弾けるようになったとしても、それで得られたノウハウが他の曲に応用できるのでもない。そういう点が特殊というか、へんな曲なんですよねえ。
なんですけど、今回の録音を終えた翌日、久しぶりにドビュッシーのピアノ曲を聴いてたら、知ってるはず/知ってるつもりの曲が、以前とはまるで違うように聴こえてきて驚いた、という事があったのですね。
(ドビュッシーの歌曲に美しい夕暮れという、わりとお茶の間名曲的な小品があって、この曲の和声と似たものがピアノ曲にもあったかどうかを確認したくて、「版画」「映像」、それと前奏曲集の1/2巻をざっと一通り聴き直した。)
ともかくその、以前とはまるで違うという感覚が一番はっきり現れた曲は前奏曲集1巻の第2曲、帆 Voiles。この曲集の中でもとくにW.T.S.推しの曲ですね。だからあれです、私の耳の中で何が起こったのかは実にわかりやしー(恥)。
「帆」がそういう曲だというのは「知識として」知ってはいましたけど、知ってたってしょうがないのが音楽なわけで、だから私のドビュッシーとの関わり方は、(少なくとも「帆」みたいなタイプの曲との関わり方は)「知ってるだけ」レベルだったのだと、残念ながらそう認めざるを得ない。しかし今後、それは変化するかも知れない。ドビュッシーを「知ってるだけ」ではなく、もう少し先の方まで進んで行けるかも知れない。"Giant Steps"が、その可能性を私に与えてくれた(と考えて間違いなかろう)。だからこの曲は難しいばかりで他の役には立たないというのでもないのかなと、そう思えてきたのが今回の一番の収穫です。というか自分的にはこれ、かなり画期的な事です。
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ちなみに"Giant Steps"は、ミニマルとかアンビエントみたいな曲として扱うのも面白いかなと思います。それが可能ならばですが。ケーデンスはあるけど明確な調性(トーナリティ)はありませんから(いや、無いとも言いきれないですけど)。シェーンベルク等の12音技法とは違いますけど、この曲も一種の"無調"なのです。
"Giant Steps"でジャズ的なソロ・フレーズを展開する場合、この曲のコード進行から外れないように、チェンジに対して常時インサイドに留まろうとすると、
1.ゼクエンツの連続
2.細断された紋切り型フレーズを継ぎ接ぎし直した福笑いのへっぽこ
そのどちらかにしかならなさそうに思われる。
尤も、トレーン・チェンジではない、いわゆる「普通のコード進行の曲」でも、ジャズ屋の芸風の大半は福笑いのへっぽこなんですねどね。ただ、不細工な切れ端の寄せ集めも、それらがトーナリティという土台に貼られてさえいれば「なんとなく聴き流せる」程度には収まってくれるのかも(つまり不細工には違いないけど、それが顔であるのはまあ間違いなかろう、という程度の仕上がり具合の福笑い)。いやしかしそれはつまり、ジャズの世界というのは演奏する側も聴く側も、不細工に慣れっこな仁が集うところだという事になるかもですが。
"Giant Steps"は無調に接近してる曲ですから、この土台に紋切り型フレーズを貼り付けていっても、顔の輪郭線すら定かでない意味不明物が出来上がるばかりである。
いやだからこそ、ミニマルとかアンビエント風に聴かせる可能性もあるわけだけど。
ともかく、"Giant Steps"をゼクエンツぱっかりや無意味な継ぎ接ぎで終わらせないためには、アウトサイドで動くための算段が必要である(というのは考え方の一つだけど)。しかしその前に、ボーっと弾いててもインサイドを維持出来るくらい、この曲のコード進行に馴染んでおく必要はある。
なお、"Giant Steps"はジャズを演る者にとっては「弾けて当然」の曲の一つであるけど、「弾ける」という事の中身は何なのか?コードをなぞり弾きして「はい弾けました!」とか、そういうのは無しで弾けてる/弾けてないを問うなら、そもそもこの曲は作曲者本人の演奏からしてイマイチないのだ。とはいえジョン・コルトレーンは20世紀中頃の人、我々は21世紀人。彼らには彼らの、私たちには私たちの課題がある。私たちにとってコードのなぞり弾きなんてのは、わざわざ人力で行うべき事ではない。人力では困難な楽器操作が必要なら、シーケンサーを用いれば良いのである。
シーケンサーはアドリブが出来ないからジャズではない、というならMaxやMのような、いわゆるデータ生成型のシーケンサーを使えばよい。それなら毎回同じではない、状況に応じて少しずつ(あるいは大幅に)内容を違えたアドリブ風のデータを「演奏」可能。
つまり、いわゆるジャズっぽい演奏なんてのはパソコンで代用可能なのですが、そういう、機械任せにしたら良さそうな行為をわざわざ人力で行うのは、例えて言うならオフィス業務にパソコンではなくソロバンを用いるようなものである。ジャズその他、音を几帳面に並べるのを人力で行うのがエラいとされてるっぽいジャンルの音楽とはつまり、経理担当がパソコンを拒否って全て手計算で仕事してる会社みたいなものです。それで潰れもせずに業務継続してるなら逆に凄いわだし、そこでは大変な努力がナニされてるに違いなかろうけど、そういのは「なくてもいい凄さ」、「しなくてもいい努力」かなという気はしますわね。古式を守るのは大切な事です。だからソロバンという道具は失われるべきではない。しかしジャズとは、古式を守るための場なのであろうか?
また、ジャズ(に限らず芸事一般は)仕事ではなく趣味なのだから、あえてソロバンにこだわる、という行き方はありなのだけど、趣味といえども全般的・最終的には合理性が優る方向に流れてくのが人間の常なので、だから日本人のほとんどは三味線ではなく洋楽器をやりたがるわけで、だったらその流れで楽器それ自体も捨てれば良いのでは?あなたの職場に、あるいは取引先に、
「パソコンなんて使うのはロクな奴じゃねえ。俺はソロバンでいいんだ。それが人間らしさなんだ。ソロバンじゃないと気持ちが表現できないし感動や絆も云々」
と息巻いてる人がいたらどうしますか?生暖かく見守りつつ長期的には排除の方向ですかねやっぱり。だからジャズとかクラシックとかが不人気になるのも理の当然。今後、お上手な音を並べるだけの芸事はマイナー趣味でしかなくなる。とはいえ私自身はマイナー趣味が大好きだし、楽器を弾く事への執着は捨てられません。かといって、データ生成型シーケンサーで実現可能な事を一生懸命練習する気もありません。"Giant Steps"のコード進行に対してアウトサイドで動く行き方は、それが方法論として確立可能なら、それはつまりプログラミングが可能なわけで、つまりそれもデータ生成型シーケンサーに置き換え可能。だからアウトサイドで動く行き方その他、曲への取り組み方をどう変えたとしても、それらをわざわざ自分で弾く必要はないのだ。本当に自分で弾くしかない事なんて、実はもうほとんど残されてないのですよ。
ただ、"Giant Steps"を練習してたら知らないうちにドビュッシーの聴こえ方が変化した、というような出来事は、自分で楽器を鳴らしてないと生じないのかも知れない。そういうのが、現在でのほんの僅かに残された、自力で演奏する事の意義かも知れませんですね。
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今回のリード・パートは譜面に書き出してあります。レコーダーを回しながら、
・チョロチョロ弾きを録って、
・それ聴き返して、採用フレーズを決める。
・フレーズが決まったらそれを譜面に書いて、
・その譜面を見ながら採用テイクを録音。
・そして次の段落に進んで以下同様。
という手順で作業しました。だからその譜面は予め机上で書いたものではなく、アドリブで弾いたのを後で採譜したのとも違う。いつも通りの「録りながら作る」というやり方に「譜面に書き留める」というひと手間を加えたようなものです。それは(ひと手間が加わった分)余計に面倒な作業なわけだけど、この曲の場合は譜面という「目で見て確認」するための補助具を援用しないと、どう弾くべきかの大まかな方向性すら定まらない感じだったです。というか、いわゆる「普通のコード進行の曲」なら、自分の弾いた事を譜面に置き換える必要など無いのだけど、"Giant Steps"では、ほんの4小節前の自分が弾いたフレーズの音程すら、自分自身で把握出来ないのですよ。つまり私の聴音能力(相対音感)の上限=「Giant Stepsの壁」という感じで。
ともかく、その譜面のスキャン画像もここに貼っておきます。ギターを肩に吊した姿勢でメモ書きしてるから読み辛いし、自分以外の人の役に立つのでもないけど、自分にとっては色々有益なんですよこんなんでも。
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今回の作例のリード・ギターはGuyatone LG-880"MARROLY"、NBストラト・コピー、YAMAHA SJ-500、TEISCO TRG-1の4本を順繰りに用いてます。なんでそんな事をしたかというと、BOSS GT-10が、いわゆる「何を通しても同じ音になっちゃうエフェクター」ではないかどうかを確認するためです。結果は、ギター4本の音の違いは表れてます。ギターとGT-10との間につないだ外部エフェクター、YAMAHA PSE-40Aの設定は4台とも共通で、だからギター側の特性の違いによってコーラスの掛かり方もそれぞれ違うのだけど、その違いも反映されてます。
NBストラトのF-PUの音はMindPrintとFocusriteの録音が良い比較対象で、とくに12フレット付近の鳴り方が、このストラトの「らしさ」がちゃんと表されてるかどうかの指標となる。なので、Mind/Focusで弾いたのと概ね同じフレーズ型を"Giant Steps"でも無理やり用いたりもして、比較し易い条件を設定してます。そしてその結果、このストラトの「らしさ」はGT-10を通した音にもそれなりによく表されてると思われました。
以上の事から、GT-10のアンプ・シミュレータとしての性能は概ね良好だと結論されました。
ただ、こういう事柄をコマコマと比較して、あれとこれとは違うとか同じとかと判断が出来るのは、この録音の過程と結果の両方に自分が関わったからであって、他人が行った録音だったら、似たような音色のエレキ4本の区別なんて出来ない可能性の方が高いし、自分が行った録音であっても、こういうメモを残さずに数ヶ月後に聴き返したなら、どれがどれかは分からなくなってると思う。しかしそうなると、自分がエレキを何本も持ってるのは無意味だという事になってしまって云々で、いやだから自分は所有機材を減らしたくてどーのこーのなわけだけど、ここで問題にしてるのはマイクで拾うのとGT-10のアンプ・シミュレータ機能との違いである。マイクで拾えばエレキ4本の違いがもっと明確に現れる、のであれば、GT-10はイマイチという事になる。本当はこの点もきちんと検証すべきとは思うが、面倒だからやりません。フェイザー比較シリーズの録音作業を省力化するための小道具としてなら、GT-10でもまあまあOKなのは確認出来たので、私的にはそれで満足です。
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今回の作例はフェイザー比較シリーズのための(仮)だから、ドラム類は全て打ち込みで済ませるのでもOKだったけど、リード・ギターの録音が予想よりも早く終わったので(いや、もっと良くしたいなら時間はいくらあっても足りないわけだが、今回はべつにこんなんでOKかなレベルのが、わりとあっさり出来上がったので)、時間が浮いた分、パーカッションの録音も行えました。
ここ2年ほど、パーカッション類を録る時はAUDIX D4を使う事が多かった。今回もまずはD4でテスト録音したけど、今回のオケに対してD4では音色が硬く悪目立ちしそうに思われたので、Oktava MK-319に変更しました。
Oktava MK-319は、音色がダークなのが持ち味なのか知れない。去年の冬に録ったAE-2000の音を何度か聴き返すうちにそう思えてきたのですけど、ここで言う「ダークな音」とは、高域が足りないとかモヤが掛かってるようだとか、あるいは気分的にネクラな音だとかいう意味ではなく、例えば2000年代の初頭頃だったかにクラシックの管楽器業界で「ダークな音色」というのが流行ってた(らしい)。基本、管楽器というのは派手でケタタマしい音色のものだけど、その管楽器のレンジの中でのダーク、というのと似たような意味合いで、Oktava MK-319もダークな音のマイクであるとかなんとか。
まあ、こういう件を言葉で説明するのはどだい無理な話で、だからこそ録音の実例をUPしてるのでもあり、しかしそれを聴いてもらってもやはり、他人に自分の感覚を(いわゆる「分かり合う」ためのステレオ・タイプが予め用意されてない感覚を)伝えるのは無理かもだけど、べつにそれでも困らない。自分だけが分かればOK。それに自分、何ヶ月か後には「オクタバがダークな音色とか、やっぱそんな事なかったわ☆」とか言ってるかも知れんのですし。しかし、2014年5月の時点では「オクタバはダークだ」と感じてた、その点だけはメモしておくべきなので、だから録音作業を済ます度毎、こういう世のため人のためにはならない無駄情報もクドクド書き残してる次第。
ともかく今回は、オクタバはダークな音色かもという仮定に立って、その特徴を強調するためマイク・プリアンプ、Focusrite Twin Trakの入力インピーダンスを若干低めの620Ωに設定してみました(フォーカスライトのおそらく規準値であろうツマミ位置センターから1目盛下)。
その結果は、とりあえず今回のオケについてはかなり良好なように思われます。ただ私は、パーカス類のシャカシャカ成分はオケ全体が厚くなった時には背景に溶け込んで消えて欲しい、とも思っていて、その点からするとこの音はどうであろうか?今回の作例のオケはずっと薄いままなので判断のしようがない。だから今後しばらくは、同じ設定での録音を続ける必要があります。
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今回のキックは、AKAI CD3000XLのアナログ出力をART DUAL MPとdbx 160XTを通してDAWに取り込みました。パッチはbest service pro samples Real Drum KitsのFunk Kitのnote=C。
Mind/Focus比較録音、前回のSG-1000、それと今回。3回とも同じパッチを使ったわけです。しかし直接DAWに取り込むか、その前段で加工してるかどうかが異なる。3つの作例を比べるとアナログ段で加工した方がずっと良いように思われますので、今後はそのやり方で統一する方針。
今回のキックはART MPでかなり歪ませてます。歪ませるほど、アタックの鋭さは崩れ、低音は削られていきます。しかしこの曲のキックには強いアタックや重低音は不要。キックを軽くしたいだけならEQで削るのでも良いですけど、歪んでる分、音量が小さくても認知しやすい音質になってるかも知れない。こういう使い方も出来る真空管入りのプリアンプというのは、やはり便利なものです。
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リード・パートを抜いたカラオケもUPしておきます。前回のSG-1000のはバッキングにキーボードも足すべきですが、今回のには不要だと思ってます。
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