2010年07月07日

長唄のカラオケ「京鹿子娘道成寺」(調子=六本)

鐘に恨みは 数々ござる

初夜の鐘を撞く時は 諸行無常と響くなり
後夜の鐘を撞く時は 是生滅法と響くなり
晨朝の響きは 生滅滅己
入相は 寂滅為楽と響くなり
聞いて驚く人もなし
我も五障の雲晴れて 真如の月を眺めあかさん


言わず語らぬ我が心 乱れし髪の乱るるも
つれないは唯移り気な どうでも男は悪性者

桜さくらと唱われて 言うて袂のわけ二つ
勤めさへ唯うかうかと どうでも女は悪性者

都育ちは 蓮葉なものぢゃえ

毬唄は、タマの練習もしたいかなという事で「恋の分里」と「花の都は」の前を少し長く取ってあります。唄はヤッオイを聞いてから出てください。「煩悩菩提」はテンツル2回ですぐに唄です。)

恋の分里 武士も道具を伏せ編笠で
張と意気地の吉原

花の都は 歌で和らぐ敷島原に
勤めする身は 何人と伏見の墨染

煩悩菩提の撞木町より
なにわ四筋に
通い木辻に
禿立ちから室の早咲
そんれがほんに色じゃ ひいふうみいよう

夜露雪の日 霜の関路も
共に此の身を 馴染み重ねて
仲は丸山ただ円かれと 思い染めたが縁じゃえ

梅とさんさん桜は いずれ兄やら弟やら
別きて言われぬな 花の色え

あやめ杜若は いずれ姉やら妹やら
別きて言われぬな 花の色え

西も東も みんな見に来た花の顔 さよえ
見れば恋ぞ増すえ さよえ
可愛ゆらしさの 花娘

(等間ではなく大きく伸び縮みする間、あるいは「数えない間」のカラオケは作りにくい。とくに唄が先に出て、それに三味線が付いてくる場面のカラオケは無理って感じなんですけど、ここでは試みに、ツントンシャンだけを切り離してみました。♪こ〜おい〜のと唄って、ちょうど良い所で07kudoki02というファイルの再生をスタートさせる、という使い方。)

恋の手習い つい見ならいて
誰に見しょとて 紅鉄漿附きょぞ
みんな主への 心中だて
おゝ嬉し おゝ嬉し

末はこうじゃにな そうなる迄は
とんと言わずに すまそぞえと
誓紙さえ 偽りか

(偽りか)
嘘か誠か どうもならぬほど 逢いに来た

ふっつり悋気 せまいぞと
たしなんでみても

なさけなや
おなごには 何がなる

殿御とのごの 気が知れぬ 気が知れぬ
悪性な悪性な 気が知れぬ
恨み恨みて かこち泣き
露を含みし 桜花
さわらば落ちん 風情なり

posted by ushigomepan at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 長唄のカラオケ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/155678033

この記事へのトラックバック